本記事では40代の方が「フルリモート職 (完全在宅)」へ転職するための手順を解説します。
「フルリモート求人の探し方」「おすすめの職種」「履歴書・職務経歴書の書き方」「オンライン面接対策」なども併せてご紹介します。
まず、フルリモート求人が多い職種を業界ごとに詳しく解説します!
- フルリモート求人が多い職種10選!
- (1) 一般事務 / バックオフィス
- (2) カスタマーサポート / コールセンター
- (3) Webマーケター
- (4) ライター / コンテンツクリエイター
- (5) Webデザイナー / UIUXデザイナー
- (6) 動画編集 / 映像制作
- (7) ソフトウェアエンジニア / Webエンジニア
- (8) インフラエンジニア / クラウドエンジニア
- (9) データサイエンティスト / AIエンジニア
- (10) インサイドセールス(オンライン営業)
- 40代の転職手順(具体的な流れ)
- 1. 事前準備(環境を整える)
- 2. 話し方・印象を良くするコツ
- 3. よく聞かれる質問と回答例
- 4. 逆質問を準備する
- 履歴書のポイント
- 職務経歴書のポイント
- よくあるNGポイント
- 参考:退職準備・新しい職場でのスタートするために
- 本記事のまとめ
フルリモート求人が多い職種10選!

フルリモートの仕事は「事務」「カスタマーサポート」「IT・Web系」 が多いですが、最近では「マーケティング・広告」「ライティング」「コンサル」「デザイン」「動画編集」 などの職種にも広がっています。
それぞれの職種の仕事内容、必要なスキル、向いている人について詳しく紹介します。
✅ 事務・サポート系(未経験でも可能な職種あり)
(1) 一般事務 / バックオフィス
📝 仕事内容
- データ入力
- 資料作成・経理補助
🔹 求められるスキル
- Excel / Googleスプレッドシート
- タイピング能力
🎯 向いている人
- コツコツ作業が得意
- 正確な事務処理ができる
(2) カスタマーサポート / コールセンター
📝 仕事内容
- メール・チャットでの顧客対応
- 電話での問い合わせ対応
🔹 求められるスキル
- コミュニケーション能力
- 基本的なPCスキル(メール・Excel など)
🎯 向いている人
- 人と話すのが好き
- サポート業務が得意
✅ マーケティング・広告・ライティング系
(3) Webマーケター
📝 仕事内容
- SNS運用(X / Instagram / YouTube など)
- 広告運用(Google広告 / Meta広告 など)
- SEO対策(検索エンジンでの上位表示対策)
🔹 求められるスキル
- Web広告・SNSの知識
- アクセス解析(Google Analytics など)
🎯 向いている人
- 企画や戦略を考えるのが好き
- 数字を見ながら分析するのが得意
(4) ライター / コンテンツクリエイター
📝 仕事内容
- Web記事・ブログの執筆
- SNS投稿の作成
🔹 求められるスキル
- SEOライティングの知識
- 構成力・文章力
🎯 向いている人
- 文章を書くのが好き
- 自分のペースで仕事がしたい
✅ クリエイティブ系(デザイン・動画編集など)
(5) Webデザイナー / UIUXデザイナー
📝 仕事内容
- Webサイトやアプリのデザイン
- ユーザー体験(UI/UX)の設計
🔹 求められるスキル
- Figma / Adobe XD / Photoshop / Illustrator など
- HTML / CSS(コーディングができると有利)
🎯 向いている人
- デザインが好き
- 視覚的な表現が得意
(6) 動画編集 / 映像制作
📝 仕事内容
- YouTube動画の編集
- PR・広告動画の制作
🔹 求められるスキル
- Premiere Pro / After Effects
- 動画編集・アニメーション制作スキル
🎯 向いている人
- クリエイティブな仕事がしたい
- 映像やアニメーションが好き
✅ IT・Webエンジニア系(最もリモートワークが多い)
(7) ソフトウェアエンジニア / Webエンジニア
📝 仕事内容
- Webサービス・アプリの開発
- サーバー構築・運用
- バックエンド(データ処理)/ フロントエンド(UI開発)
🔹 求められるスキル
- プログラミング言語(Python, JavaScript, PHP, Ruby など)
- フレームワーク(React, Vue.js, Django など)
- クラウド(AWS, GCP など)
🎯 向いている人
- コードを書くのが好き
- 論理的に考えるのが得意
(8) インフラエンジニア / クラウドエンジニア
📝 仕事内容
- サーバー、ネットワークの設計・管理
- クラウド環境の構築(AWS, Azure, GCP)
🔹 求められるスキル
- Linux / Windows サーバー管理
- ネットワークの知識(Cisco, VPN など)
- クラウド運用経験
🎯 向いている人
- システムの安定稼働を支えるのが好き
- 調査・分析が得意
(9) データサイエンティスト / AIエンジニア
📝 仕事内容
- データ分析・統計解析
- AIモデルの開発
🔹 求められるスキル
- Python / R でのデータ分析
- SQL / BigQuery などのデータベース知識
- 統計学の知識
🎯 向いている人
- 数字やデータ分析が好き
- 課題解決をするのが得意
✅ コンサル・営業系
(10) インサイドセールス(オンライン営業)
📝 仕事内容
- Zoomや電話での営業
- 見込み顧客への提案
🔹 求められるスキル
- 営業経験
- コミュニケーション能力
🎯 向いている人
- 話すのが好き
- 交渉・提案が得意
✅ フルリモート求人が多い職種 まとめ
- 事務・サポート(事務・カスタマーサポート)
- マーケティング・ライティング(Webマーケター・ライター)
- クリエイティブ系(デザイン・動画編集)
- IT・Web系(エンジニア・データ分析・インフラ)
- 営業・コンサル(インサイドセールス・コンサルタント)

ここからは「どの職種が自分に合っているかわからない」「未経験からフルリモート転職したい」「フルリモート求人の探し方を知りたい」 人向けに、さらに詳しく解説します。
40代の転職手順(具体的な流れ)
① 転職の目的を明確にする(自己分析)
転職を成功させるには、「なぜ転職したいのか?」を明確にすることが重要です。
✅ 主な転職理由の例
- キャリアアップしたい(管理職・専門職への挑戦)
- フルリモートで自由な働き方を実現したい
- 収入をアップさせたい
- このまま今の仕事を続けていいのか不安
💡 ポイント
- 「どんな働き方をしたいのか?」や「なりたい将来像」を具体的に考える
- 強み・経験を整理し、転職先でどのように活かせるか考える
② 転職市場をリサーチする
40代の転職は 「即戦力」 が求められるため、 市場ニーズ を理解することが大切です。
✅ リサーチ方法
- 転職サイトで「フルリモート (完全在宅)」+「希望職種」で検索
- 企業の採用ページを確認(公式サイトの「採用情報」)
- 同業界の人のキャリアを調べる
- 転職エージェントに相談(「最新の求人動向」や「選考通過に向けてのアドバイス」を教えてもらえる)
💡 ポイント
- 40代でも求められるスキルや職種を知る
→ 特にIT・Web系、マーケティング、管理職、コンサル系は40代の転職に強い - フルリモートの求人がどの業界に多いか把握する
③ 転職活動の準備をする(履歴書・職務経歴書の作成)
40代の転職では「実績」と「スキル」「熱意」をしっかりアピールすることが重要!
✅ 履歴書のポイント
- 「自己PR」を簡潔にまとめる(実績と強みを伝える)
- 未経験の場合でも「今勉強していること」をアピールすることでプラスになる
- 40代の場合、学歴より「職務経歴」を強調する
✅ 職務経歴書のポイント
- 実績を数字で表す(例:「売上〇〇%増加」「業務改善でコスト〇〇万円削減」)
- リーダー経験・マネジメント経験があればアピール
- リモートワークに適したスキルを記載(オンラインツール活用、自己管理能力など)
💡 ポイント
- これまでの キャリアの棚卸し をして「市場価値」を明確にする
- 転職サイトの職務経歴書サンプルを参考にする
④ 求人を探す(応募先の選定)
フルリモートの求人を効率よく探す方法
✅ おすすめの転職サイト
- doda(幅広い職種対応)
- リクルートエージェント(幅広い職種対応)
- リモートビズ・Reworker(フルリモート専門)
- Green・Forkwell(IT・Web業界向け)
- Wantedly(スタートアップ・ベンチャー向け)
- ビズリーチ(ハイクラス求人)
✅ おすすめの方法
- 転職エージェントを活用する(40代向けの求人を紹介してもらえる)
- 企業の公式採用ページをチェック(転職サイトに載らない求人がある)
- SNS(Twitter/Xなど)で情報収集(企業の採用担当が直接募集していることも)
💡 ポイント
- 複数の転職サイトに登録して求人の選択肢を広げる
- エージェント経由と自己応募の両方を活用する
⑤ 面接対策をする(オンライン面接の準備)
フルリモートの求人ではオンライン面接が基本なので、しっかり対策をしましょう。
✅ 面接の準備
- 過去の実績・強みを簡潔に説明できるようにする
- 「なぜフルリモートを希望するのか?」を明確にする
- リモートワークでの仕事の進め方を説明できるようにする
例:「タスク管理はNotionを活用」「コミュニケーションはSlackで積極的に報告」
✅ オンライン面接の注意点
- ネット環境を整える(Wi-Fiや光回線が必要)
- 明るい場所・静かな環境で面接を受ける
- カメラ映りをチェック(目線が合う位置に調整)
- ハキハキ話す(リモート面接では声が小さいと伝わりにくい)
💡 ポイント
- 面接の前に 模擬面接 を行い、自分の話し方をチェックする
- 転職エージェントを利用すると、面接対策のアドバイスがもらえる
⑥ 内定後の条件(年収・待遇の確認)
✅ 確認すべきポイント
- 年収・給与体系(昇給制度はあるか?)
- フルリモートの勤務ルール(完全リモート or 一部出社?)
- 福利厚生(リモート手当、PC支給の有無)
- 業務内容(入社後の役割が明確か?)
💡 ポイント
- 面接での年収交渉は慎重に行う(40代なら交渉の余地がある)
- 「〇〇の実績があるので、〇〇万円を希望します」と、 実績を根拠に交渉する

続いて、オンライン面接対策と履歴書・職務経歴書の書き方について詳しく解説します。
📌 オンライン面接対策
フルリモート求人ではオンライン面接が基本です。
「話し方」や「ネット環境」の準備をしっかり行い、好印象を与えることが重要!
1. 事前準備(環境を整える)
オンライン面接では、相手に「しっかりしている」「リモートワークでも問題ない」と思わせること が大切です。
ネット環境のチェック
- Wi-Fiが安定しているか確認(通信が途切れると印象が悪い)
- 予備の通信手段を用意(スマホのテザリングを準備すると安心)
カメラ・マイクの準備
- カメラの位置は目線の高さに(目線を合わせることで自然な印象に)
- マイク付きイヤホンを使用(PCのマイクよりクリアな音声になる)
- 顔が明るく映るように調整(逆光を避け、照明を調整)
背景を整える
- 背景はシンプルに(余計なものが映らないようにする)
- バーチャル背景は避ける(場合によっては不自然に見える)
2. 話し方・印象を良くするコツ
オンラインでは表情や声のトーンが伝わりづらいため、意識的に明るく、ハキハキと話すことが大切です。
声の出し方
✅ はっきり・ゆっくり話す
✅ 結論から話す(ダラダラ話すと伝わりにくい)
✅ 相手の反応を確認しながら話す(会話が一方通行にならないように)
表情・姿勢
✅ 笑顔を意識する(オンラインでは無表情に見えがち)
✅ 背筋を伸ばし、カメラを見て話す(目線が下がらないように)
3. よく聞かれる質問と回答例
オンライン面接では、フルリモート勤務に関する質問が増えます。
事前に回答を準備し、自信を持って答えられるようにしましょう!
「自己紹介をしてください」
💡 回答ポイント
- 名前+経験+強みを簡潔に伝える
- 過去の実績を伝える
✅ 例
「〇〇と申します。これまで△△業界で◯年間、□□の業務を担当し、売上〇〇%向上に貢献しました。特に、〇〇のスキルを活かして業務効率化を進めるのが得意です。御社でもこの経験を活かしたいと考えています。」
「なぜフルリモートを希望するのですか?」
💡 回答ポイント
- リモートワークのメリットをポジティブに伝える
- 自律的に仕事を進められることをアピールする
✅ 回答例
「リモートワークでは業務に集中しやすく、生産性が向上するため希望しています。
また、過去にリモートでのプロジェクトを経験し、オンラインツールを活用した円滑なコミュニケーションに自信があります。」
「リモートワークでの課題にどう対応しますか?」
💡 回答ポイント
- 課題(コミュニケーション不足・タスク管理)を理解していることを示す
- 具体的な解決策を伝える
✅ 回答例
「リモートワークでは、情報共有の不足が課題になると考えています。
私はSlackを活用して進捗をこまめに共有し、円滑なコミュニケーションを意識しています。
また、定期的なオンラインMTGを設けることで、チームメンバーと連携を強化しています。」
4. 逆質問を準備する
面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれるので、事前に逆質問を用意しておきましょう。
逆質問の例
✅ 「リモートワークの際、社内でどのようにコミュニケーションを取っていますか?」
✅ 「このポジションで求められる成果は何ですか?」
✅ 「チームの雰囲気について教えていただけますか?」
📌 履歴書・職務経歴書の書き方
40代の転職では「経験」と「実績」を強調することがポイント!
履歴書のポイント
- 志望動機は簡潔に(「なぜこの会社なのか?」を明確にする)
- 学歴より職歴を重視(40代は職歴の方が重要)
- 自己PRを入れる(「何ができるのか?」を伝える)
📌 履歴書の記入例(自己PR)
「〇〇業界で15年以上の経験を持ち、◯◯の専門知識を活かして売上〇〇%増加を達成しました。特に、リモートワーク環境下でもチームをリードし、円滑な業務進行を行うスキルがあります。」
職務経歴書のポイント
職務経歴書は、「実績を数字で具体的に書く」ことが重要!
📌 書き方の構成
- 職務要約(3〜4行で全体のキャリアをまとめる)
- 職務経歴(会社ごとに実績を記載)
- スキル・資格(即戦力になるスキルを強調)
📌 職務経歴の記入例
株式会社〇〇(2015年〜現在)
【職種】プロジェクトマネージャー
【業務内容】
- Web開発プロジェクトの管理(5名のチームをリード)
- リモートワーク環境下での業務効率化を推進
- 売上〇〇%向上、コスト〇〇万円削減を実現
よくあるNGポイント
❌ 抽象的な表現(「頑張りました」ではなく「売上20%向上」など具体的に)
❌ スキルの羅列だけで、実績がない(「何を達成したのか?」を書く)
❌ 長すぎる文章(簡潔にわかりやすくまとめる)
🌟 ここまでのまとめ
✅ オンライン面接では「話し方・ネット環境」を重視!
✅ リモートワークの適性をアピールする(コミュニケーション能力・タスク管理力)
✅ 履歴書・職務経歴書は「実績」を数字で示す!
これらのポイントを意識すれば、フルリモートの転職成功率が上がります。
参考:退職準備・新しい職場でのスタートするために
✅ 円満退職のポイント
- 退職の意向は 1〜2ヶ月前 に伝える(引き継ぎの時間を確保)
- 退職理由は「前向きな理由」を伝える(ネガティブな発言は避ける)
- 例:「新しい挑戦をしたい」「リモートでの働き方に挑戦したい」
- 業務の引き継ぎをしっかり行う
💡 ポイント
- 転職先の入社時期と退職時期を調整する
- 退職後の社会保険・税金の手続きを忘れない
本記事のまとめ

いかがでしたでしょうか。
40代の転職では「経験・スキルのアピール」がカギになります。
成功するための重要ポイント
✅ 転職の目的を明確にする
✅ 市場ニーズをリサーチする
✅ 履歴書・職務経歴書をブラッシュアップする
✅ フルリモート求人を効率よく探す
✅ オンライン面接対策を万全にする
✅ 内定後の条件交渉をしっかり行う
✅ 円満退職の準備をする
この流れで進めれば、 40代でもフルリモート転職を成功させることができます!
おすすめ転職サイト一覧(フルリモート求人を探そう!)
フルリモート求人を効率よく探せる「おすすめ転職サイト」
- doda(幅広い職種対応)
- リクルートエージェント(幅広い職種対応)
- リモートビズ・Reworker(フルリモート専門)
- Green・Forkwell(IT・Web業界向け)
- Wantedly(スタートアップ・ベンチャー向け)
- ビズリーチ(ハイクラス求人)